「ナイセンクラウド」を導入すれば、会社の通信費がかなり安くなる

企業によっては、電話回線をビジネスフォンにしているところもあると思いますが、ビジネスフォンは導入費用が高いばかりでなく、月々のランニングコストもそれなりにしますから、「何とか安くならないかなぁ~」と頭を抱えている経営者の方も多いでしょう。

とは言え、ビジネスフォンは内線機能などといった便利な機能が豊富なため、事業運営にはどうしても欠かせないツールだと言えますよね。

そこでお勧めしたいのが、クラウドPBXを提供する「ナイセンクラウド」というサービスです。

このナイセンクラウドは、これまでのビジネスフォンと同じ機能が利用でき、しかも導入費用やランニングコストがかなり抑えられるという優れものです。

この記事では、このナイセンクラウドを利用するメリットや、どのようにして通信費が抑えられるのかなどについてお伝えしようと思います。

目次

ビジネスフォンとは?

まず「ビジネスフォンとは一体何なのか?」という事で、ビジネスフォンの仕組みや機能などについてから見ていきましょう。

通常、一般家庭の場合であれば、NTTなどの電話回線が1つあればそれだけで十分事足りますよね。しかし、企業の場合は大勢の人が働いており、日々様々な電話が掛かってきます。そうなると、1回線だけでは足りなくなりますから、複数の回線契約が必要になります。

とは言え、社員全員分の回線が必要になるかというとそうでもありませんから、ある一定程度の回線数を契約する事になるでしょう。

さて、仮に3回線を契約したとして、従業員が7人いるとします。普通に契約するだけであれば3つの電話でしか応対できませんから、デスクに電話回線が届いていない残りの4人は、いちいち掛かってきた電話まで移動しなくてはいけません。

ここで登場するのがビジネスフォンです。

ビジネスフォンは、外部の回線と「主装置」と呼ばれる機器を繋ぎ、そこから各自の電話機へと繋ぎます。こうする事で、全ての電話機で外線を受ける事ができ、更に言うと、担当者に取り次ぐために内線も利用できるという訳です。

ちなみに、この主装置の事をPBXと呼ぶこともありますが、これは簡単に言えば「交換機」みたいなものですね。

ビジネスフォンの主な機能
  • 外線着信を、どの社内電話機でも受ける事ができる。
  • 外部からの着信を内線で転送できる。
  • 内線同士の通話が可能。
  • 通話履歴をPBXに保存可能。

ビジネスフォンは、なぜ高いのか?

このように便利なビジネスフォンですが、導入コストやランニングコストが高いというのは多くの方がご存じかと思います。

企業の規模にもよりますが、設置費用だけで安くても20~30万円ほど、高くなると数百万円から1千万円などといった場合もあります。では何故ここまで高額になるかというと、以下のような理由があるからだと言えます。

ビジネスフォンが高額になる理由
  • 主装置(PBX)が高い。
  • 専用電話機を購入しなければならず、これも高額。
  • 設置工事が必要。

まず一番高額となるのが主装置であり、これが最低でも20万円程度必要となります。しかも、会社規模によって設置する機器自体が変わってくるため、「業者に見積もりをしてもらわないと分からない」なんて事も起こりえます。

また、ビジネスフォンを利用するためには「専用の電話機」を購入しなくてはならず、これも新品であれば2~4万円はしますから、従業員数が多い企業であればかなりの額となります。

そして最後の設置工事ですが、こちらも「電話端末1台当たり1~2万円」程度はかかりますから、かなりの出費となることが分かるかと思います。

ナイセンクラウドとは、一体何なのか?

そこでお勧めしたいのがナイセンクラウドなのですが、まずは「ナイセンクラウドとは、一体何なのか?」ということで、大まかな特徴からご説明します。

このナイセンクラウドは、簡単に一言で言うと「クラウド上で回線をつなぐビジネスフォン」という事になります。

ですから、主装置であるPBXを購入・設置する必要はありませんし、電話端末ごとに設置工事をする必要もありません。という事は、導入費がほとんど掛からないことになり、これだけでも通常のビジネスフォンよりも費用を安く抑えれるという事が分かりますよね。

もちろん、SIP対応のIP電話機を別途購入する必要はありますが、こちらは大抵の場合新品でも1万円程度で購入できますから、通常のビジネスフォンに比べるとかなり安く導入可能となります。

※SIPとは、「通信規格」と考えて頂ければ結構です。

では何故、このような事が可能となるのかという事ですが、このナイセンクラウドは外部からの着信を一旦クラウド上で受け付け、それをIP通信によって社内に送るシステムとなっていますから、全てがインターネット上で完了するという事になります。

 

 

ですから、電話機の配線もLANケーブルで済ませる事ができますし、周辺機器なども必要なくなるため、費用をかなり抑える事ができるようになるという訳です。

もちろん、あくまでもIP電話ですから、回線の込み具合によっては通信品質は多少は劣ることもありますが、最近では昔よりも途中で音が切れるなどといった事は起こりにくくなっていますから、そこはあまり不安がる必要はありません。

ナイセンクラウドのようなサービスを提供する企業は幾つかありますが、こうしたサービスを総称して「クラウドPBX」と呼ぶこともあります。簡単に言えば「交換機がクラウド上にある」という事ですね。

ナイセンクラウドが便利でお得な理由

それでは次に、何故ナイセンクラウドが一般的なビジネスフォンよりもお得なのかについて、詳しく見ていきましょう。

導入コストがかなり安い

まずは何と言っても「導入コストがかなり安い」という事について。

前述したように、通常ビジネスフォンを導入するとなれば、最低でも20万円、企業規模によっては数百万円の導入コストがかかることになります。これに対しナイセンクラウドは、どんな規模の会社が導入したとしても、初期費用は一律で10,000円のみとなりますから、これだけ見てもかなりお得ですよね。

また、一般的なビジネスフォンの場合は、それを保守管理する人員が必要となりますが、ナイセンクラウドであればそうした要員も不要となりますから、そういった見えない部分においてもコストダウンが見込めます。

配線は全てLANケーブルで完了しますから、敢えて専用のケーブルを購入する必要もありませんし、社内LANさえ整っていれば、すぐにでも導入可能となります。

どんな端末でも電話機として利用できる

次に、「どんな端末でも電話機として利用できる」という事について。

一般的なビジネスフォンであれば、専用の電話機しか利用できませんが、このナイセンクラウドはIP通信となっているため、IP電話だけでなく、スマートフォンやPCでも電話機代わりに利用する事が可能です(PCの場合は、ヘッドセットが必要)。

ですから極論を言えば、あえて大量の電話機を購入せずとも、現在社内にあるスマホやPCさえあればそれだけで利用可能となる訳ですね。

また、外部からの着信に対して、全ての端末に一斉に着信させることも出来ますし、逆に一部の端末だけに着信させるという事も簡単に出来ますから、設定を変えるのにわざわざ業者を呼ぶ必要もありません。

ちなみに、SIMカードの入っていないスマートフォンであっても、Wi-Fi環境さえあれば着信専用端末として利用する事も可能となります。

内線同士の通話は、どこにいても全て無料

そして次が、「内線同士の通話は、どこにいても全て無料である」という事。

ナイセンクラウドはクラウド上で通信しますから、内線として設定した端末同士の通話であれば、その通話料は全て無料となります。ですから、仮に海外に拠点があったとしても、拠点間の通話は無料となりますから、これだけでもかなり通信費を削減する事が出来ますよね。

また、スマートフォンも端末として設定しておけば、仮に外出先にいる社員に連絡したとしても、その通話は内線通話という取り扱いになりますから、こちらも通話料が無料となります。

こうして考えると、日々何気なく利用している社内通話料も削減できる訳ですから、通信料の総額でみると、かなりの費用削減効果を発揮できると言えるでしょう。

テレワークの導入も簡単に出来る

そして最後が「テレワークの導入も簡単に出来る」という事について。

新型ウイルスの影響で、テレワークの導入を余儀なくされた企業も多いかと思いますが、その際の悩みとして「会社への外線着信に対応できない」というものがありました。

こちらについて詳しくは、以下の記事も参考にしてみて下さい。

 

 

電話対応だけのために出社せざるを得ない企業も多くあり、テレワーク導入の障壁などとも言われていましたが、このナイセンクラウドを利用すれば、そもそも活動拠点を選ばなくても済むのですから、これからテレワークの導入を検討している企業にとってはかなり便利なサービスだと言えるでしょう。

例えば、社員に在宅勤務をさせて、それぞれの社員に会社支給のPCやスマートフォンを貸与すれば、自宅にいながら外線着信に対応する事が可能となります。

もっと言えば、使い方次第では自宅においてもコールセンターの業務をすることも可能となりますから、外部からの電話が多い企業でも導入する価値は大いにあると言えます。

内線として登録している端末であれば、自宅から外部へかけた通話でも、相手側には会社の電話番号が表示されますから、テレワークの導入を検討している企業であれば、ぜひ検討したいサービスですね。

ナイセンクラウドの利用料金

それでは次に、ナイセンクラウドの利用料金について見ていきましょう。

会社規模ごとに料金設定が異なり、一人で利用する場合の「ライトプラン」、1~2人で利用する場合の「ペアプラン」、中規模以上の会社向けの「プロプラン」の3種類の設定があります。

プロプランの場合には、端末数によって金額が変わり、基本的に1端末増えるごとに月額1,000円が追加されることになります(規模によって割引もあり)。

ライトペアプロ
初期費用10,000円10,000円10,000円
月額費用2,000円5,000円10,000円
内線端末台数1内線2内線5内線~
電話サポート××

追加内線割引

  • 1~29内線:1台追加当たり1,000円
  • 30~99内線:1台追加当たり950円
  • 100~199内線:1台追加当たり900円
  • 200内線以上:1台追加当たり800円
オプション料金初期費用月額費用
対象・時間別ルール設定無料無料
留守番電話メール無料無料
発着信web履歴無料無料
自動録音(100時間)2,000円2,000円
IVR(キューイング等を含む)5,000円5,000円
電話会議5,000円5,000円
モニタリング3,000円3,000円
ウィスパリング5,000円5,000円
出張作業費用25,000円/2時間~

※オプションは何人利用しても1契約当たりの料金となっています。

この他、電話回線料は別途必要となりますが、ナイセンクラウドに支払う料金は以上のみとなります。

 

クラウドPBXのデメリット

このように安くて便利なナイセンクラウド(クラウドPBX)ですが、メリットばかりではなく、多少のデメリットも存在します。敢えてクラウドPBXと表現しているのには理由があり、これはナイセンクラウドだけではなく、全てのクラウドPBXに共通するデメリットであるからです。

デメリットとして考えられるものは以下の通り。

クラウドPBXのデメリット
  • 110や119といった緊急回線にかけられない。
  • 音声品質が多少劣る。

まず「110や119といった緊急回線にかけられない」事についてですが、これはクラウドPBXに限らず、どのIP電話にも共通するデメリットですから仕方のない部分ではあります。緊急回線にかける場合には、スマートフォンの回線などを利用するといった工夫が必要となります。

次に、「音声品質が多少劣る」という事についてですが、これはあくまでも「通常の電話回線に比べて」という程度であり、聞き比べてみても「あぁ、多少は劣るな」と感じるほどですから、あまり心配する必要はないでしょう。

しかし、どうしても心配だという場合には、ナイセンクラウドであれば1週間のデモ利用も可能となっていますから、一度自社の利用環境下で試してみるのも良いでしょう。

他のクラウドPBXに比べたらどうなのか?

これまでナイセンクラウドの様々な利点をお伝えしてきましたが、ここで「他にもクラウドPBXがあるけど、なんでナイセンクラウドがおススメなのか?」と考える人もいるでしょうね。

そこで、なぜ当サイトがナイセンクラウドをお勧めするのかという理由についてがこちら。

 

ナイセンクラウドがおススメの理由

  1. 数あるクラウドPBXの中でも費用が安い。
  2. 料金形態が分かり易い。
  3. 多くの電話回線事業者と接続できる。

 

まず上記1の「数あるクラウドPBXの中でも費用が安い」という事についてですが、確かに、金額的に見ればナイセンクラウドよりも低価格でサービスを提供している企業もありますが、総合的に通話料も含めて考えると、やはりナイセンクラウドの方が総額で費用を安く出来る可能性が高くなります。

また、上記2の「料金形態が分かり易い」という事については、同業他社よりもはっきりとした金額を明示しているところにも安心感があります(意外と、曖昧な料金設定の業者が多い)。

そして上記3の「多くの電話回線事業者と接続できる」という事についてですが、これは他のクラウドPBXに比べて一番のメリットだと言えるでしょう。他の事業者ですと「NTTのみの契約となります」とか、「楽天は契約できますが、その他はお問い合わせください」などと明記してあります。

その点ナイセンクラウドは、NTTやKDDIはもちろんのこと、楽天やNUROなどといった新興の回線事業者とも接続できますから、選択肢が多い分、組み合わせ次第ではさらに通信料を削減する事も可能となります。

通信費を削減したいと考えている企業だけでなく、これから会社を設立しようと考えている人にも一度は検討してほしいサービスだと言えますね。